錐の正しい使い方、選び方

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錐 イラスト2

きり、錐とは?

細い穴をあける大工道具がキリ。ドリル系電動工具のような穴の大きさの自由度はなく、パワーもないが、ちょいと穴が必要になった時には重宝。

錐 写真

キリ1本ぐらい工具箱にあってもいい。
小さな釘や木ネジを数本使うという時に
すぐに使える。

英語:gimlet

錐の種類

キリは図のように、刃の形状で分類されます。四ツ目(四方)キリはクギの下穴など、小さな穴あけ用。三ツ目キリはそれより大きく、ネジの下穴に。

ネズミ歯キリとツボキリは埋め木穴やダボ穴、ヒモを通す吊り穴など、人きめの穴あけに使われます。ネズミ歯キリのほうは硬木用、そして特に穴位置の精度が求められる時に使います。

ツボキリは刃が行き渡っているので、軟木でもケバ立てにすみます。彫刻刀の丸刃と違うのは、切れ刃が内側になっていることです。

キリもみをする時は、回転軸が不安定になりがちです。これを防ぐには、図のように柄や手の狭い範囲だけを使ってもみ込みます。しかし回転軸は安定するものの、効率は落ちます。慣れたら、これらの範囲を少しずつ広げていきましょう。
四ツ目キリでクギの下穴をあける場合は、クギの太さと同じ径かまたは同じ深さが目安です。ネジの下穴ではネジ径の7割の穴になるまで。太いネジはそれに見介うサイズの三ツ目キリを使います。さらに材の硬軟によっても加減します。

錐 種類

錐 種類

ツボキリは、もみ始めに穴位置が定まりません。半球状の凹みになるまでは片手で押し回します。なお、きつくはまったキリは片手でねじって抜きます。両手でもみながら抜いていると、突然に柄が顔に向かってくるので危険です。

錐もみ作業

錐もみ作業

錐の選び方

たった数個の下穴では、電動ドリルを取り出すのも面倒。その手問を惜しんで後悔しないためにも、四ツ目キリは1本用意しておきたいものです。大中小があるので、いつも使うクギを売り場に持っていって選ぶのが確実です。「ネズミ歯キリ」や「ツボキリ」の出番は少ないものの、持ち歩きや卓上での使用といった場面には、その手軽さが生きてくることでしょう。

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KAKURI 角利産業

角利 四つ目錐 小 キャップ付

柄には手にしっくりくる桧白木材を使用しています。細く小さな穴あけ用です。木釘・竹釘に適しています。全長(mm):260原産国:日本

錐の使い方

垂直状態を保つように心がける。

材料に垂直な穴をあける時にキリを垂直にするのは当然だが、キリの先端は意外に繊細なもの。ある程度まで突き刺さった状態で倒すと、先端が折れることもあるので注意。

上から下へ手を動かしながら力をかける

キリは両手ではさんで左右の手を交互に前後に動かしながら、下に力をかけていく。手の位置を少しずつ下げていくような感じで作業すると、下方向に力をかけやすい。

錐の使い方

錐の使い方

手入れ メンテナンス

丸い刃先や折れた刃は「目立てヤスリ」で研げます。ただしツボキリだけは丸いスティック砥石です。大きな損傷であれば、刃をすげ替えるのもよい方法です。

四ツ目キリや三ツ目キリの刃であれば店頭にあり、1本ずっでも購入できます。傷んだ刃を抜くには、まず刃を万力またはバイスプライヤーにくわえます。次に、すきまから小型バールを差し込んで、柄を抜きます。新しい刃は同様にくわえ、カナヅチで柄をたたいてはめます。

参考文献:
1.DIY工具選びと使い方 著者:青山元男 ナツメ社
2.DIY 道具の便利手帳 監修:西沢正和 大泉書店
3.電子工作工具活用ガイド 著者:加藤芳夫 電波新聞
4. 道具の徹底使用術  著者:荒井章 山海堂

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