電動工具 バッテリー おすすめ、選び方、使い方【イラスト図解】
初心者、女性向けの電動工具の共通アイテムの入門ガイドとして下記のポイントをメインに解説しています。
・電動工具 バッテリー(充電池)の選択 選び方
・電動工具 バッテリー(充電池)の種類
・電動工具 バッテリー 処分
・電動工具 バッテリー 互換性
・電動工具 バッテリー 電圧、容量
・電動工具 バッテリー 寿命
・電動工具 バッテリー 過放電、過放電
電動工具 バッテリー(充電池)の購入時の参考になれば幸いです。(^_^;)
電動工具 バッテリー(充電池)の選び方
インパクトドライバー等の電動工具用のバッテリーは14.4V、18Vのリチウムイオン電池が主流ですが、他にも10.8Vや36Vなど様々な種類があります。
なぜ、4.4V、18Vのリチウムイオン電池が主流の訳はリチウムイオンバッテリーの単体での電池1本当たりの電圧が約3.6Vのため、3.6Vの倍数の電圧のバッテリーしか製造できないためです。
充電式の電動工具を選ぶ場合、12V以上のものにしたい。特に14.4Vのリチウムイオン電池だとパワーで不満を感じることが少ない。ただし、電圧の高いバッテリー(充電池)を採用しているほど高い価格になる傾向がある。フル充電で可能な作業量や充電時間も要チェックです。
電動工具 バッテリー(充電池)の種類
充電式(コードレス)電動工具に使用する電池=バッテリーは、大別するとニッカド、ニッケル水素、リチウムイオンの3種類になる。
ニッカドとニッケル水素は充電切れ前に充電すると、メモリー効果という現象により次第に満充電ができなくなってしまう。電気を使い切ってから充電することを心がけよう。
一方リチウムイオン電池は、充電切れ前に充電をしても問題はない。ただし、保管時に過放電(一定の電圧以下まで電池を使うこと。保管時にもわずかずつ電池は消費される)をしないように、使用後に充電を行いたい。過放電は電池の寿命を縮めることにつながるので、長期間使用しないときは特に注意が必要です。
リチウムイオンバッテリーの最大の魅力は、自己放電率が低く、そして、メモリー効果の影響をほとんど受けない点にあるので現在の電動工具に使用する電池=バッテリーはリチウムイオンがほとんどです。
製品によって差はあるが、充電できる回数には限りがある。極端に使用時間が短くなってしまった場合は電池の寿命なので、新品に交換することになる。
各メーカーの電池はすべて各社独自の規格で作られているため、互換性は一切ない。そのため電動工具を揃えるときま、バッテリーを共用化する事を視野に入れ、ひとつのメーカーのシリーズを選ぶことになってしまう、ユーザーにとっては何とも不便な話ではある。
電動工具用バッテリー 電圧 14.4V と18V違い
電圧は、電動工具の能力を決めます。電圧が大きければ大きいほど、より強大な能力をもって電動工具が動作します。回転数の多い作業や、大きな打撃力を必要とする作業を行う場合、電圧が高いバッテリーが有利です。
電圧:この値が高いほど、パワーが強くなる
具体的に言うとインパクトドライバー等の電動工具の場合、モーターとバッテリー電圧の特性だけを考慮すれば電圧が高い方がモータ出力を高くしやすく発熱も少なくなるため作業量自体を考えると18Vのほうが優位です。しかし、その一方、バッテリーサイズと重量は重くなってしまうため扱いやすさでは14.4Vのほうが優れています。
14.4V バッテリー特徴 | 18Vバッテリー特徴 |
バッテリーが体積は小さく、軽量 価格も安い 18Vと比較して動作時間が短い 高負荷時にモータが発熱して停止しやすい | バッテリーが大きく重い バッテリー価格が高いトルクや性能面で有利 動作時間が長い |
電動工具用バッテリー 容量
多くの電動工具用バッテリーの容量は単位:(Ah)アンペアアワーで表していますが正しくは電力時[Wh]がバッテリー容量を表す正しい値になります、この値が高いほど、容量が大きくなる。
バッテリーの容量が違えば、稼働時間に差が出てきます。製品により異なりますが容量が2倍になれば稼働時間は約2倍になります。
電力時[Wh]は1時間その電力を供給し続けられる性能を表し、18V, 5,0Ahのバッテリーの場合だと90Whになり90Wの電力を1時間供給できます。
例えば18V, 5.0Ahのバッテリーを900Whの製品に使用すると6分間放電することができます。
(バッテリー容量:18V,×5.0Ah=90Wh 電力時900Whの製品を使用:60分×90÷900=6分)
電動工具 バッテリー 互換性
さまざまな充電式電動工具を所有する場合、バッテリーを統一するのが理想です。バーゲン品や廉価品を買い集めてしまうと、充電器やバッテリーが不統一で数が増え、収納に困ることもある。
バッテリーを統一すれば、作業中に充電を行うことができる。2台目からは充電なしの製品を購入する事もできる。
又、電動工具のバッテリーには、純正バッテリーと互換バッテリーの違いもあり、互換バッテリーはメーカーから販売されているものではなく、他社製造のバッテリーとなります。
純正バッテリーよりも安く購入することができますが、故障や事故のリスクが高まるの可能性があり、また、互換バッテリーを使用した場合の故障については、メーカー保証が受けられません。
電動工具 互換バッテリー
互換バッテリーには、容量を偽って販売している場合や品質が低いバッテリーの採用、高速充電に非対応などの問題点を抱えている場合があります。
純正バッテリーを使う方が安全・品質面でも信頼できるのでお勧めします。
但し、中には互換バッテリーでも良いモノがあるそうですが各人の自己責任で判断してください。
*下記の互換バッテリー検証動画を参考にしてください。
【闇を暴く】みんな知りたいマキタ互換バッテリーの真実!徹底検証してお見せします
下は動画でお勧めしているWaitley 互換 マキタバッテリー です。
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電動工具用バッテリー 変換アダプター
他社製バッテリー用いて、電動工具を使用できるようにする変換アダプタが販売されています。
例えばHiKOKIバッテリーをマキタ充電式電動工具に変換するアダプタ。
しかし、バッテリー保護機能が働かない等の問題があります。
変換アダプターがあれば他社製バッテリーも使用できて便利ですが安全面を検討して購入の判断をしてください。
アマゾン価格:2,755円2024年8月 現在
電動工具用バッテリー 寿命
容量とは、バッテリーの内部に充電できる電池の大きさのことです、一度満充電の状態まで充電したバッテリーが空になるまでに行える作業量は、バッテリーの容量が大きければ大きいほど多いです。 したがって、高用量のバッテリーを使用すれば充電の頻度が少なくて済み、充電切れの煩わしさが軽減されます。加えて、バッテリー電池の寿命は充電回数に正の相関があるため、充電回数が少なくて済む高用量バッテリーは必然的に電池寿命も長くなります。
電動工具 再生バッテリー バッテリーの復活(リフレッシュ)
再生バッテリーとは電動工具用バッテリーの中身のセル電池を新品と入れ替えてリサイクルしたバッティーの事です。
リフレッシュの価格は純正品のおおよそ半額程度なので、新品を購入するよりお得です!
又、純正品の部品を再利用するため、互換品に比べて安心であり、地球に優しく、Co2削減に貢献できます。
日本国内の工場にて再生しているので、品質面も安心であり、万が一、品質に不備があった際も、再リフレッシュの保証付きで安心です。
下記の会社にてセル電池の交換をしています。
電動工具 バッテリー セル交換店:大阪プラント株式会社
おすすめ 激安 電動工具用バッティー ランキング 比較サイトの賢い使い方
電動工具用バッティーの選び方の解説しましたが初めて電動工具用バッティーを購入する初心者には難しい内容と思います。
しかし、DIY初心者が自分が欲しい電動工具用バッティーを選ぶ時、役に立つサイトがランキング 比較サイトがあります。
比較サイトを活用することにより電動工具用バッティーを初心者でもミスせずに手頃な価格で性能が良い製品を手に入れることができる。
そして、自分自身で価格.com、mybest、比較.com、最安値.com,Best one等の比較サイトを確認し、価格&性能を比較すれは本当に自分が求めている電動工具用バッティーが見つかります!!
しかし、電動工具用バッティーを購入する際に役立つ比較クチコミ・ランキングサイトですが、比較サイト間での使い分けをしていますか?
又、評価、口コミをそのまま、信じて購入していませんか?
電動工具用バッティーを購入時に多く利用されている「価格.com」「比較.com」「最安値.com」そして「my Best」「Best one」それぞれの特徴と購入時のポイントを解説します。
現在のおすすめ電動工具用バッティーの上位のランキングと価格がすぐに分かり、賢い買い物ができます。
「価格.com」 電動工具用バッティー ランキング
レビューやクチコミ掲示板の投稿は価格.comのスタッフが全件目視でチェック
2024年5月現在の「価格.com」の電動工具用バッティーの 人気売れ筋ランキングは下記のとおり、画像をクリックすると最新版が確認できます。
電動工具用バッテリー 激安 おすすめ ネット通販サイト比較
以前は電動工具を取り扱う販売店と言えば『金物屋』と『ホームセンター』の2つしかありませんでした。そのため『金物屋』がプロ向け、『ホームセンター』がライトユーザーと客層は明確に分かれていました。しかし、現在では工具販売の専門店『プロショップ』や『インターネット通販サイト』が台頭してきており、電動工具の販売勢力図は大きく変化しています。電動工具用バッテリーの販売でも現在、成長しているのが、インターネット工具通販です。
総合通販サイトの中では『Amazon』『楽天市場』『モノタロウ』、工具専用通販サイトでは『Bildy』『ウエダ金物』『ホームメイキング』など様々な通販サイトが電動工具用バッテリーを販売しています。
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おすすめ モノタロウ 電動工具バッテリーのおすすめ人気ランキング
MonotaROは、兵庫県尼崎市に本社を置く、事業者向け工業用間接資材の通信販売会社。事業者向け工業用間接資材と一般消費者向けのウェブサイトを運営している。
電動工具 バッテリー(充電池)の使い方
現在の電動工具主流のバッテリーである高出力で軽いのでリチウムイオン電池について使用時のポイントを解説。
電動工具 リチウムイオンバッテリー(充電池) 過充電?
リチウムイオンバッテリーは容量が少ない時に充電電流を多くして急速充電できますが、充電完了間際には少ない充電電流でしか充電できず、充電時間が長くなってしまいますので充電完了、間際にあえて充電完了の表示を行うことで、充電時間を見かけ上、早くしています、これをCCCV充電と呼びます。
CCCV充電は、初めに一定の電流 (CC:Constant Current)で充電を行い、電池電圧が指定の値に到達したら一定の電圧(CV:Constant Voltage)に制御を切り替えて充電を続け、過電圧充電状態を避けつつ満充電まで充電を行う方式です。
最近の電動工具用充電器では、CCからCVに切り替わるタイミングの7~8割の充電状態で「実用充電完了」としています。
電動工具 リチウムイオンバッテリー 過放電とは?
リチウムイオン電池は過放電状態が続く、バッテリーが使用不可となる、その為にバッテリーには最低電圧を下回らないようにチャージングインジケーター(保護装置)が組み込まれてはいます。
しかし、残量がなくパワーが落ちた状態で無理に使い続けたり、長期間残量が無い状態が続くと深放電状態になります。
そこから更に完全放電状態が続くと劣化が著しく進行し、最低限必要な電圧を下回って過放電に陥ります。
何故、過放電でバッティーが破損するのか?、原因は過放電の状態が長く続くと、電池の負極に用いられている銅箔が溶けてしまう為です。
そうなると再充電することができなくなる破損状態となり、こうなると回復することは出来ないので処分するしかありません。
過放電を防止するための対策
充電が完了したら、直ぐに充電機器からバッティーを外す
チャージングインジケーターが付いた製品は、インジケーターの色が緑色になった時点で最適な状態まで充電されています、過充電を防ぐためにも、インジケーターが緑色になったら早めに充電池を充電機器から取り外す。
長期間使用しない場合は、ある程度充電してから保管
充電池を長期間使用しないことがわかっている場合は、過放電を防ぐため、適度に充電した状態で保管する、保管時の充電目安は、取扱説明書などに記載された充電時間の半分程度の時間です。
電動工具 バッテリー(充電池)の保管
バッテリーを高温下に置かない!
リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は45℃です。通常はここまで高温の中に置くことはないでしょうが、例えば「真夏の車内に起きっぱなしにする」や「炎天下の地面の上に直接置いて放置する」などは、バッテリーに負荷が掛かります。
保管の際は、涼しい場所(暑くならない場所)で保管するようにしましょう。
バッテリーを湿度の高い場所に置かない!
保管場所の湿度が高いと、機器の内部やバッテリーと電動ツールの接点端子が錆びてしまい、上手く通電できなくなります、工具箱に乾燥剤を入れて湿度を湿度(相対湿度)5%~75%に保ちましょう。
電動工具 バッテリー(充電池)の処分
電動工具のバッテリーは、回収BOXに入れることで処分できます。回収BOXとは「資源有効利用促進法」に基づき、一般社団法人JBRCが設置している物です。
回収したバッテリーは再資源化されます。家電量販店やスーパーの店頭などに設置されているため、気軽に利用できます。
回収BOXに入れる前に、バッテリーの端子部分をビニールテープなどで絶縁しておきましょう。絶縁したバッテリーを回収BOXに入れると、処分完了です。
まとめ
今回は電動工具のバッテリーについて、「ニッカド・ニッケル水素・リチウムイオン」などの仕組みの違いから、電圧と容量、純正バッテリーと互換バッテリーなどの種類の違いを紹介してきました。
互換バッテリーも品質、性能の良いモノがあるそうですが良く吟味して購入しないと『安物買いの銭失い』となります。
参考文献: