ジグソー　ブレード替刃の種類　選び方【イラスト図解】

初心者、女性にも分かるように図解を入れてジグソーで使用されるブレード替刃の選び方を記載しました。ブレード替刃は多種多様な製品があるので基本的なポイントを押さえて製品を選ぶことが大切です。

ジグソー　ブレード替刃を選び時のポイントは種類、規格、メーカー、互換性等なのでこれらをメインに記事を纏めました。

＊記事に関する質問、不具合、要望などがあれば連絡して頂ければ有難いです(^_^;)

ジグソー　ブレード替刃の本体であるジグソーについては下記の記事を参考、願います。

初心者のためのDIY工具、用具の紹介

2016.07.03

【2024年版】DIY初心者向け　　電動工具　ジグソーのおすすめ、使い方、選び方

https://diytools1.com/2016/07/03/15772

ジグソー　ブレード替刃とは

ジグソー　ブレード替刃とは切断作業を続けて切れ味が低下した時に交換する替刃の事です。

ホームセンターに行けば、ジグソーのブレードは売られていますが、その品質には差があります。

ジグソーも他の丸ノコやトリマーと同じで、取り付けるブレード（替刃）で切れ味が驚くほど変わりますのでジグソー　ブレード替刃の選択は重要です。

英語及び中国語では下記のように呼ぶ。

【英語名】Jigsaw blade

【中国語】曲线锯片

ジグソー　ブレード替刃の互換性&規格

以前ののマキタのジグソー（品番4300SB・4300V・4301SV・4320など）は、独自のブレード規格（根元に2つの穴があいています）で、他メーカーとの互換性はありませんでしが最新の機種のジグソー替刃は各メーカーともに互換性があります。

ジグソー　ブレード替刃のJIS規格のような標準規格はありませんがマキタ、リョービ、日立工機などの国内主要メーカーもボッシュの規格に合わせていて、メーカー間の互換性はあります。

ブレード　構造、種類、名称

ジグソー　ブレードは刃長さ、刃の山の数、ジグソーブレードの材質等、様々な製品が販売されています。

ジグソーブレードのカタログに記載されている全長、有効長、山数、刃厚とは下記の図のとおりです。

ジグソー　ブレード　差し込み部の形状　互換性

ジグソーのブレードには、差し込み部分の形状によってねじ押しつけタイプ、ネジ貫通止めタイプ、とT字型をしたボッシュタイプの３種類があります。

ボッシュタイプはドイツの電動工具メーカー「BOSCH」社のジグソーに使用されますが、マキタ、リョービ、日立工機などの国内主要メーカーもボッシュの規格に合わせていて、メーカー間の互換性はあります。

ただ、機種によって形状が異なる場合があるので、交換用ブレードを購入するときは付属品の形状をよく確認してから選びましょう。


ねじ押しつけタイプ	ネジ貫通止めタイプ	ボッシュタイプ

ブレードの取りつけ方法　　Aタイプ＆Bタイプ

重要なのはブレードの取りつけ方法です。

下図のAタイプの取り付け方法の場合、最適なのはネジ押し付けタイプのブレードです。

Bタイプの場合ブレードに穴が開いているネジ貫通止めタイプでないと取り付けられません。

ボッシュのジグソーの場合にはボッシュタイプと記載されているものしか取り付けられません。

ブレードの取りつけ方法　　Aタイプ　　　Bタイプ

ジグソー　ブレード替刃の種類

ブレードとはジグソーに取り付ける鋸刃のことです。ブレードは大別すると木工用、金工用、サイディング用、プラスチック用、発泡スチロール用などがあり、切断する素材に適切なブレードを取り付けます。

木工用には厚材用、曲線切り用、円切り用、合板用、仕上げ用など様々な種類があるので、用途にあったブレードを装着しないとうまくカットできない時があります。

また、同じ木工用ブレードであっても、刃長、刃厚、山数の異なる規格が用意されているので、速度優先や仕上がり優先など作業内容に合わせて使いわける必要があります。

ジグソー　ブレード替刃の種類の選び方

ジグソー　ブレード替刃の刃の数は多いほど目が細かく、切断面が綺麗になり、逆に目が少ないほど目が粗く、切断スピードが速くなります。またジグソー　ブレード替刃の長さは長いほど、大きい寸法の部材を切断できますが、本体に振動によるブレも大きくなるため、できるだけ短いブレードの方が作業が安定して楽です、

ジグソーは替刃を取り替えることで、様々な材料の切断が可能です。適切な替刃を使うことで作業効率を上げ、ブレードの寿命を延ばせます、ジグソーの替刃の選び方のポイントとおすすめブレードをご紹介。

刃長：ジグソー　ブレード替刃の選び方①

まず、初めにチェックしたいのが、「切断能力」です。「木材：◯mm」「鋼板：◯mm」と、その機種で切断できる材質ごとの厚みの目安が表示されている。刃長の足りているブレードを装着すれば、原理上は機種に関係なく厚い材料を切れることになりますが、モーターなどに無理な負荷がかかって故障の原因になります、切断能力の範囲内で使うのが基本になります、DIY用としては、60mm以上の木材を切断できる能力が目安です。