電気カンナの正しい選び方、使い方

電気カンナ イラスト2

電気カンナとは 英語:Electrical plane

本体を裏返してみると、電気カンナの構造がよくわかります。前後のベースの間には2枚の刃が付いた「回転ドラム」があります。手カンナで言う「刃の出し加減」は、電気カンナではフロントベースだけを持ち上げて調節します。

この時、刃先とリヤベースは一直線上に残ります。板は削られた後、つまり回転ドラムの後ろは、削つた分だけ低くなるからです。この段差の量が切削深さになります。

その調節はダイヤル式の「切削深さ調節ノブ」で行います。
ドラムは1万5千回転/分の高速で回り、2枚の刃はその倍の回数で板を削り取ります。手が刃に近づくことは大怪我のもとなので、とくに注意が必要です。

電気かんな 名称

自動カンナ盤と手押しカンナ盤の違い

図の上は「自動カンナ盤」。板厚を一定に削るための木工機械です。切削方法を比較してみましょう。自動カンナ盤は、上下に設けた送材ローラーが自動的に板を送ります。上にある刃の高さを設定することで、板は一定の厚さに削られます。
板の下面は基準面です。もし基準面が歪んでいれば、それに従って曲がった板になります。また、この機械では基準面そのものは削り出せません。
そこで、図の下にある「手押しカンナ盤」と組み合わせます。これは電気カンナを裏返したような構造です。ベース(定盤)の上で、板を送ると板の出つぱりが順に削れてベースになじみます。

その結果、正確な平面を削り出します(操作中に手が刃に近づきやすく、非常に危険な機械です。初心者にはお勧めできません)。

一方、電気カンナは、凹凸面の頭頂部分をつないだ「仮想」の面に沿つて削つています。この面は刃物を送るための、仮の「基準面」といった役目をしています。切削作業では、この基準面を削り取つて、新しい平面を作り出しています。基準面と言いながらも、平面を削る時はカンや手加減で補つているわけです。

自動カンナ盤と手押しカンナ盤

電気カンナの機能、特徴

サンダーや手作業による紙ヤスリでも、木材の表面をツルツルに仕上げることは可能だが、カンナ仕上げとは微妙に違います。

紙ヤスリは粒子でけずる研削や研磨という作業なのに対して、カンナは刃物を使う切削。研削や研磨では、作業性が悪くなるため研磨クズの排出が行われるが、微細な粉状のクズが残り木目の間に押し込まれる。

これは問題ではなく、塗装するような場合は良好な結果になることもあるぐらいだが、切削ではクズが残ることはない。こうしたことが仕上がりの違いになります。

DIYでもカンナ仕上げにしたい状況があるが、手作業のカンナが難しいことはよく知られている。そんな作業も電気カンナなら比較的簡単に行える。熟練の棟梁が手作業で仕上げたものと見比べれば違いはあるが、素人がにわか仕込みで行ったカンナがけよりは電気カンナのほうがはるかにきれいに仕上がる。

手作業のカンナは1枚の刃を移動させて切削を行うが、電気カンナは2枚の刃を回転させて切削を行っている。切削深さも手の感覚ではなく、前後のベースの高さの差を利用するので確実だ。電気力ンナにはさまざまな作業幅のものがあるが、90㎜材や2×4材を一気にカンナがけできる110mm幅がオススメです。

電気かんな 回転ローラー2枚の刃が備えられたローラーが回転して切削を行う

電気かんな 切削深さ調整切削深さ調整ノブを回すだけで、けずり取る厚さをかえられる。この製品では最大1mmまで切削することができる

電気かんな 切削深さ調整2切削深さ調整ノブの操作によって上下に移動するフロントベース。面取りに使えるようにV字形の溝が刻まれている。

電気カンナの用途

用途は手カンナと同じで、ほぼ木材専用です。違うのはモーターによる省力化。高能率なのはもちろん、手では大変で諦めていた作業もできます。

例えば厚さを5mmも10mmも薄くする加工。そして反り返ってしまった板を真っすぐに削り直すのは、削る量が多くて手では辛いものです。電気カンナならラクにこなします。
真ん中がすり減って凹んだマナ板を削るのも、この応用です。

また硬いフシも大丈夫。深く削るとフシが飛ぶので、削り量は少なめに調節します。さらに硬いラワンや黒檀(こくたん)などの硬木やデコラ化粧板には、超硬刃を使って削ります。平面以外には、面取りや段差削りも可能です。

電気かんな 用途

電気カンナ刃の選び方

カンナ刃は機種ごとに専用で1種類だけです。もとのものと同一の刃を購入するのが基本です。ただし機種によっては同一形状の超硬刃も用意しています。

どちらも、本体の型式番号を確かめて購入します。メーカー間に互換性はありません。電気ドリルに豊富なビットがあるのに比べれば、電気カンナは単機能です。
ひたすら正確な平面切削を追求しているということになります。

一方で、刃の交換方式には2タイプあります。「研磨式」と「替刃式」です。「研磨式」は従来からあるもので、砥石で研いでくり返し使うタイプです。「替刃式」は傷みやすい刃先の部分だけを、別の消耗部品にしたものです。これらは回転ドラムの構造が違うので、互換性はありません。つまり刃を選択するのではなく、本体を選択する話になります。

電気かんな カンナ刃 選択

電気カンナの選び方

使いやすさはサイズで決まります。電気カンナのサイズは切削幅(=刃幅)で表されます。 82~300mmの中から選べます。普通は82、110、120mmくらいが持ちやすいでしょう。角材が主体なら82㎜で充分。2×4材をよく使う方は、板の幅が89mmなので、切削幅110mmで1回に削りたいところです。この範囲なら重さも4kg程度ですみます。よく使う材料を点検して、なるべく小型サイズを選びましょう。
きっと操作がラクで出番も多くなるでしょう。

「研磨式」と「替刃式」の選択も大切です。それぞれの使い方はメンテナッスのところで見ました。コストだけで見るなら、本体の価格は両者に大差はありません。また研磨式で4回研げば替刃式と釣り合うという計算もあります。しかし刃こぼれした刃を研ぐのは大変です。まめに研げるのでなければ、替刃式のほうをお勧めします。

現状では替刃式の刃を置いていない店もありますが、多分すぐに替刃式のほうが主流になるような気がします。
これ以外には、集じん装置との接続ができる機種とそうでない機種があります。
接続を考えている方は確かめる必要があります。

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マキタ 電気カンナ M194

最大切削幅:82mm
最大切削深さ:2.5mm
回転数(min-1)[回転/分]:17000
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全長:285mm

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