電動工具の選び方、使い方、手入れ

電動工具 イラスト

電動工具 安全対策

電動工具を使用中、不意に飛んだ破片などで目をケガする可能性があるので、作業用ゴーグルを装着する習慣をつけたい。また、サンダーやディスクグラインダーを使用する時は粉塵を吸い込んでしまはないようにに作業用マスクを必ず着用する。

手を保護するときは、絶対に軍手は使ってはならない。
軍手が工具の回転・往復運動に巻き込まれて、大怪我をしてしまうおそれがあるからだ。手にぴったりフィットする革手袋を選ぶのが適切です。

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電動工具 刃具交換時の注意

ケガをするなどの事故がもっとも起こりやすいのは、ドリルやブレードなどを交換する時だ。こうした作業では、通常は持たない部分を持って作業することが多いため、誤ってスイッチに触れて工具を作動させることが多い。そこで、交換作業の際にはスイッチを押しても動作しないようにするのが鉄則だ。

充電式ならバッテリーを外す、コード式ならコンセントからプラグを抜く。こうすれば工具が作動できなくなるので安心して交換することができる。手間が増えることになるが、絶対に守りたいルール。習慣にしたい。すべての電動工具に当てはまるわけではないが、例えば、電気ドリルのように交換の際に専用工具が必要なものは、本体の近くに専用工具が備えられていることが多い。しかし、これをプラグ近くにつけかえれば、交換の際にプラグに意識がいくようになり、習慣になっていく。

充電式 刃具交換注意

電式の電動工具の場合は、バッテリーを本体から取り外す。これで工 具が作動することは不可能になる

コード式 刃具交換注意

コード式の電動工具の場合は、スイッチをOFFにするだけでなく、必ずプラグをコンセントから抜く

電動工具 充電式とコード式 選び方

電動工具にはコード式と充電式がある。コードがないので使いやすさでは充電式が圧倒的に有利だが、パワーなどデメリットもある。しかし、どちらにするかで悩む必要はあまりない。主流になっているほうを選べばいい。
例えばドライバー系の電動工具はプロの世界でも充電式が主流だ。コード式もわずかに残っているが、特殊な現場で使われるものだけ。いっぽう、丸ノコはといえばコード式が主流だ。

充電式のものも登場してはいるが小型のものが多く、リフォームで使われることが多い。 どちらが主流かは、カタログを見ればひと目でわかる。コード式と充電式が 半々という状況は少ない。主流の移りかわりは一気に起こることがほとんど。

電動工具 バッテリー(充電池)の選択 選び方

充電式の電動工具を選ぶ場合、12V以上のものにしたい。特に14.4Vのリチウムイオン電池だとパワーで不満を感じることが少ない。ただし、電圧の高いバッテリー(充電池)を採用しているほど高い価格になる傾向がある。フル充電で可能な作業量や充電時間も要チェックだ。

バッテリー種類

12Vのニッケル水素電池と14.4Vのリチウムイオン電池

また、さまざまな充電式電動工具を所有する場合、バッテリーを統一するのが理想だ。バーゲン品や廉価品を買い集めてしまうと、充電器やバッテリーが不統一で数が増え、収納に困ることもある。
バッテリーを統一すれば、作業中に充電を行うことができる。2台目からは充電なしの製品を購入する事もできる。

電動工具 バッテリー(充電池)の種類

充電式(コードレス)電動工具に使用する電池=バッテリーは、大別するとニッカド、ニッケル水素、リチウムイオンの3種類になる。
ニッカドとニッケル水素は充電切れ前に充電すると、メモリー効果という現象により次第に満充電ができなくなってしまう。電気を使い切ってから充電することを心がけよう。
一方リチウムイオン電池は、充電切れ前に充電をしても問題はない。ただし、保管時に過放電(一定の電圧以下まで電池を使うこと。保管時にもわずかずつ電池は消費される)をしないように、使用後に充電を行いたい。過放電は電池の寿命を縮めることにつながるので、長期間使用しないときは特に注意が必要だ。
製品によって差はあるが、充電できる回数には限りがある。極端に使用時間が短くなってしまった場合は電池の寿命なので、新品に交換することになる。
各メーカーの電池はすべて各社独自の規格で作られているため、互換性は一切ない。そのため電動工具を揃えるときま、バッテリーを共用化する事を視野に入れ、ひとつのメーカーのシ
リーズを選ぶことになってしまいがちだ。ユーザーにとっては何とも不便な話ではあるが、電動工具を揃えるときは意識しなければいけない点であろう。

バッテリー(充電池)の種類

バッテリー(充電池)の種類

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電動工具 電源コードの選び方

コード式の電動工具では延長コードが必要になることが多いが、丸ノコともなると1000Wを超える。消費電力に対応したコードが必要だ。
コンセント部も踏むと割れそうなものは危険。切りクズなどが内部に侵入しやすいと漏電の原因になることもある。

コードリール

現場用のコードリールなら耐久性も高く安全に作業できる

樹脂プラグ

分解できる樹脂製のプラグは踏むと剖れやすく切削クズも侵入しやすい

100V電源使用(コード、式)の丸ノコなどの切断用途の電動工 具を扱うときは、コンセントにつながる電気コードの扱いに注意を払いたい。うっかり刃部で電気コードを切断してしまうと、作業が中断されるだけならまだいいが、最悪の場合100Vの電流で感電してしまうおそれがある。
電気コードの切断を予防するには、工具本体から伸びるコードの80センチあたりのところを、ベルトの内側に引っ掛けると良い。

電源コード 引き回し

ベルトの内側に電気コードを潜らせておけば、電気コードが刃の前に横たわるのを防げる。自由に電動工具を動かしても、コードが突っ張らない長さに調整すること。

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参考文献:
1.DIY工具選びと使い方 著者:青山元男 ナツメ社
2.DIY 道具の便利手帳 監修:西沢正和 大泉書店
3.電動工具 徹底利用術 著者:荒井 章

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