植木バサミの選び方、使い方、おすすめ、手入れ　【イラスト図解】

園芸道具

2017.07.152018.01.21

植木バサミとは？　英語：Garden plant scissors
植木バサミ　種類
植木バサミの選び方
植木バサミ　おすすめ　ネット通販サイト　価格比較

植木バサミとは？　英語：Garden plant scissors

日本古来のハサミで、作物の剪定や収穫、資材などを切る際に用いられる道具です。収穫用、小枝切り用、盆栽用などの用途や植物によって対応できるように、刃渡り、刃の厚み、刃の長
さ、柄の大きさなどが機能的に作られていて、穡類も豊富です。

用途と特徴

植木バサミには、剪定バサミのように手の力をゆるめると刃が開くようになるバネがなく、長時間使用しても疲れずに作業が行えるように形作られています。枝の太さ10cmまでのもの
は植木バサミ（木バサミ）を使用します。

また、使う人の手に合わせて大小のサイズがあります。

植木バサミの構造、名称　

植木バサミ　種類

木バサミ

市販されているものは全長16～23cm程度で、太さ７～８mm の枝を切るのが限界です。一般に全長20cm、重さ200g程度が家庭園芸用の標準ですが、各自の手の大きさと握力、作業内容や作業時間などを考え、手になじみ、使いやすい形と大きさで、重さも手ごろのものを選びましょう。

花バサミ

木バサミは立木のままで使いますが、華バサミは切り取られた枝を切ることが主となります。太いもの、硬いものを座った姿勢で切り、狭い枝の間に刃を入れることもないので、力が入り、丈夫であるように、本バサミより刃は厚く幅広です。

池の坊鋏

池の坊バサミの柄は輪をつくらず、端がワラビを連想させるような形をしています。
この対のワラビの首の部分は、水あげを促すように、細技や茎を挟みつぶすのに用います。

芽切りバサミ

小さく柔らかい草や木の芽を適正な数に整理するためのハサミです。
狭い空間で刃を開閉させて切るのに便利なように刃幅は狭く、軟質のものを切るため刃は薄くできています。植木バサミよりも小型で軽量です。
　古くは、刃が短く、握り部分がＵ字状をした細長い握りバサミ状のものもありましたが、現在では、植木バサミ状や剪定バサミと同様にバネつきのものもあります。