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レーザー墨出し器の使い方、選び方【図解】

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レーザー墨出し器 女性

レーザ墨出し器の使い方

 レーザ墨出し器は、本体からレーザ光を照射して天井や壁面に水平や垂直のラインを表示するしくみです。照射されたラインをもとに配管などの設置位置に印をつければ、広範囲の作業もスムーズに行うことができます。

 レーザ墨出し器には、屋内専用、屋外専用、屋内外兼用などの種類があるので、使用場所に合わせて適切なものを選択します。レーザ光の照射方向は水平・垂直の両方に対応したもののほか、いずれか一方だけのタイプもありレーザの色には赤や緑などがあります。

 また、明るい場所などでレーザ光が確認しづらい場合には受光器と呼ばれる機器を使ってレーザ光の位置を確認することもあります。

運搬時でも常に揺れていると、ベアリング及びベアリング軸が僅かに磨耗し、精度が落ちることになります。

そのためにも使わない時はベアリング及びベアリング軸を磨耗させないように固定することが大切です。

ですから、レーザー墨出器を使用しない際には必ず振り子を固定させてください。

(モーターで調整するタイプは必要ありません。)

レーザー墨出し器の使い方 基本編

レーザー墨出し器と三脚を接続する

レーザー墨出し器と三脚側にそれぞれオスとメスの接合部がありますのでそこに合わせ、ビスと同じ方向に回すと接続可能です。

レーザー墨出し器の位置

三脚をレーザーを当てる場所から6m~8mほど離れて配置する。
レーザーを当てる場所からあまり近すぎたり、逆に遠いと作業がしづらいです。

レーザー墨出し器の高さ調整

レーザーを当てる高さを調整する。
「三脚の足を延ばす」方法か若しくは「レーザー取り付け部の高さを上げる」方法で高さ調整が可能です。

レーザー墨出し器の高さ調整

レーザー墨出し器 水平調整

レーザーの高さ調整完了後、水平調整します。これはレーザー墨出し器を使用する上で非常に重要です。 レーザー墨出し器には水平器があり、それをもとに各部を調整します。

下記の写真が水平器です。水平器に赤い丸い線と気泡があります、この丸い線の中央に気泡を位置するようにすることで水平が出します。

微調整をする際には三脚の一番下にある石突き部分を回して水平を調整することができます。

レーザーを射影

本体の主電源をONにしますとレーザーが照射されて水平、垂直ラインが照射されます。

レーザー墨出し器 水平、垂直ラインが照射

水平、垂直のズレを確認

対象物にレーザーラインを近づけて対象物との角度ズレ(水平、垂直のズレ)を確認

水平、垂直のズレを確認

レーザー墨出し器を使うときのポイントは下記のとおり。

使用前に精度を点検

レーザー墨出し器を使う前には、レーザーが正しく照射されること、つまりレーザーラインの「水平」「垂直」を確認します。

「水平」「垂直」を確認については既に記載した記事を見て下さい。

関連記事:レーザー墨出し器の精度&アライメント調整,校正

墨付けはレーザーラインの中央

レーザー墨出し器のラインの太さ(目で見た線の太さ)は3ミリ程度です。  ところが距離が何メートルも離れてくると、光がどうしても広がってしまい、少しずつ太くなります。  つまり、 本当の墨出し線はレーザーラインの中心線 ということになります。 以上のことから、 墨付けのときは、見えている線の真ん中をとる ようにします。

墨付けはレーザーラインの中央

参考 :レーザー墨出し器 ライン幅の比較

 
レーザー墨出し器 ライン幅の比較(メーカー公表値)
メーカー ライン幅
タジマTERAシリーズ 10mで約3mm
タジマZEROシリーズ 7.5mで約2.5mm
KDS 5mで2mm~3mm※
シンワ 5mで1.5mm~3mm※

記の表のようにレーザー墨出し器 ライン幅は各社および機種によって差がありますので墨付けはレーザーラインの中央を取ってください。

 動画  レーザー墨出し器の使い方   コメリ

女性向きの可愛いレーザー墨出し器の使い方の解説動画です。

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*コンパクトで持ち運びし易く使い方も簡単。直感的に操作できるようシンプルに設計されています。

レーザー墨出し器の使い方①オーディオ スピーカ位置合わせ

オーディオ視聴する際に重要な事はベスト配置でスピーカーを設置する事、その部屋に合わせたセッティングが必要不可欠です。

基準はスピーカーを左右対称に置いて正三角形の頂点で聴くこと、このセッテイングにレーザー墨出し器をすることで理想的なリスリングルームが完成できる。

レーザー墨出し器の使い方 オーディオ スピーカ位置合わせ

画像出典先:360.Life

レーザー墨出し器によるオーディオ スピーカ位置合わせについては下記のサイトを参照してください。

参考サイト:もったいない!高級スピーカーを良い音で鳴らしきる“ベスポジ”

また、下記が関連動画です。

動画: 極上スピーカーセッティング 実践編

もっとサウンドを良くする、 レーザー墨出し器を使用したオーディオや自宅スタジオのセッティング等の音質向上テクニックが下記のBOOKに満載に記載されています。

参考本:すぐできる! 新・最高音質セッティング術 著者:西野 正和

レーザー墨出し器の使い方② 外壁面、内壁面に水平線を引く

電気工事の建築現場で内壁面、外壁面などに描かれたラインの事を水平線(レベルライン)と呼びます。

水平線(レベルライン)引きは天井、床、土間などの高さは基準になり重要な作業です。

電気工事では、コンセントやスイッチ、その他の機器の取付け高さを求めるのに用いたり、
外部露出配管の支持高さ、埋設配管の掘削深さを求めるの使用されます。

以前は水平線(レベルライン)引きは大変な作業でしたがレーザー墨出し器を使用すると簡単に作業ができます。

レーザー墨出し器 外壁面、内壁面 水平線(レベルライン)を引く

レーザー墨出し器 外壁面、内壁面 水平線(レベルライン)を引く

動画 グリーンレーザー墨出し器  壁面での使い方

実際のレーザー墨出し器を使用しての外壁面、内壁面の水平線の引き方の動画です、参考になります。

レーザー墨出し器の使い方③ 野外工事

住宅の門、扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど外周りの外構、エクステリアを取り付ける上でレーザーレベルはあると非常に便利です。

例えば、穴掘りをするのに同じ高さにするために使ったり、高低差を測るのに使ったり、柱の高さを一定にするのに使ったりと楽に作業が行えます。

但し、野外で使用する際はグリーンレーザー墨出し器がベターです、野外でも視認性が優れています。

レーザー墨出し器の使い方 野外工事

画像出典先:エクステリアショップ かまツー

動画 野外現場のレーザー墨出し器の使い方

現場でのレーザー墨出し器の使い方の動画です。

レーザー墨出し器 アフターサービス

レーザー墨出し器は精密機器のため、性能だけではなく、アフターサービスも非常に重要なポイントになります。ほとんどのメーカーは1年保証がついておりますが、実際に不具合が起こった場合の対応方法はメーカーによって少し異なります。

いずれのメーカーも保証期間経過後など有償修理となる場合は、一旦御見積金額をお客様にご案内し修理着手の可否を確認します。

保証期間内であっても、転倒や落下、水没などが原因による故障の場合は有償修理となります。故障の原因で最も多いのが転倒なのでレーザー墨出し器をセットする時にガイドを設ける等の対策をしてください。

アフターサービス レーザー墨出し器

アフターサービス レーザー墨出し器

ご購入後のトラブル事例については下記に記載しています。

レーザー墨出し器 トラブル事例

リーンレーザーで受光器が使用できない。

グリーンレーザーは専用のグリーンレーザー用の受光器でないと受光できません、互換性はありません。レーザー墨出し器と受光器の組み合わせは機種・メーカーによって違います、受光器を買い替え・追加購入される際は本体指定の受光器を選んだ方が無難です。

受光器が反応しません。

電源周りの接触不良、若しくはレーザー墨出し器本体のカバーガラスは汚れ。

汚れていたり、水滴が付着っしているとレーザーの屈折や乱反射が起こり、受光器が誤作動もしくは作動しないことがあります。

次に多いのが使用可能範囲外にレーザー墨出し器をセットしている。

最期は使用されているモードが適切でない場合。

レーザー墨出し器のメンテナンス、校正

定期メンテナンスが必要な理由

レーザー墨出し器は精密機器であり、細かい精密ネジで精度を調整しているため、

  • 日々の使用環境、自動車などの運搬による振動、衝撃の積み重ね
  • 温度変化による経年変化によるネジの緩み

などの原因で必ず精度にズレが生じます。使用してなくても誤差が発生しています。
もしネジが緩み調整箇所が1μm(1/1000mm)動いたとすると、レーザー照射の距離が5mでは0.2mmズレます)

精度を確実にするには1年から一回は点検調整が必要です。

レーザー墨出し器 メンテナンス費用

約1年に1回必要なメンテナンスにはどのくらい費用が掛かるのでしょうか?

大手メーカーのラインの精度調整やメンテナンス費用の一回の費用は最低でも1万円~数万円かかるところが大半です。

メンテナンス費用は変動していますので直接、メーカーもしくは代理店に電話で確認してください。

会社名 STS マイゾックス Tajima ムラテックKDS
点検・調整費用 6,000円~ 6,000円~ 1,2000円~ 1,2000円~

※修理については、破損している部品などによって、費用が異なります。

レザー墨出し器の校正サービス

レザー墨出し器の校正は自社で校正はできないので校正サービス会社に依頼する必要があります、下記がレザー墨出し器の校正サービスを行っている会社です。

株式会社トレサの校正サービス‎

測定具と校正に関するトータルニーズにお応えする、業界初の専門店。お見積もり無料。 校正証明書取得・納期を7日間に短縮・校正料金値下げ・WEBで簡単見積もり。

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株式会社レックス  校正修理センター

校正マスターは、計測機器校正・点検・修理・メンテナンス専門サイトです。計測機器の型番から自動見積(無料)を作成することが可能です。

お見積りは24時間年中無休で承っております。計測機器の校正費用を抑えたい・さまざまな種類の一括校正は、校正マスターにおまかせください。

レーザー墨出し器の校正サービス | REXなら3営業日でスピード校正‎

校正証明書の発行

レーザー墨出し器の校正証明書の発行はできません。何故ならば国が定めるレーザー墨出し器の基準がないためです。しかし、レーザー墨出し器には国が定める品質基準が存在しないため、校正証明書の発行ができないのです。しかし、国内墨出し器メーカーシェアトップのタジマのように独自の基準器を用いて「検査成績書」を発行しているメーカーもあります。費用はメーカーにもよりますが、新品購入時で5,000円~8,000円程度です。

レーザー墨出し器用の三脚 選び方&使い方

レーザー墨出し器用の三脚 選び方

レーザー墨出し器用のエレベーター三脚は、水平レーザーラインを上下に移動させる場合に使用します。本体に付属している三つの爪脚部分を三脚と誤解される場合も多いですが、この本体三脚は本体を水平に据え置くために数mmレベルでの微調整に使用します。

一般的には、本体の高さ以上に水平ラインを移動させる場合には、必要な高さまで伸びるエレベータ三脚が必要です。最も一般的な三脚は、1,500mm前後の三脚です。店舗や施設などで高所での墨出しが必要な場合は3,000mm前後の高所用エレベータ三脚を使用します。

シンワ レーザー墨出し器用 エレベーター三脚 A 76629

商品サイズ(約):幅117 高さ112 奥行655(mm)。
高さの使用範囲:630~1710mm。
エレベーター昇降幅:300mm。
重量:1348g。
ハンドル式。

山真製鋸レーザー墨出し器専用エレベーターゴム足 三脚 ロングタイプ

地墨ポイント照射対応、ゴム足
70~175cm照射可能。
専用キャリーバッグ付き。

レーザー墨出し器用便利品 三脚の使い方

シンワ レーザー墨出し器用エレベーターを使用した三脚の使い方です。

三脚の水平合わせ

初めに三脚についている水準器を使用して三脚の水平出しをします。

下図のように気泡がセンターにくるように各脚の高さ等を調整します。

レーザー墨出し器用の三脚 使い方

レーザー墨出し器用の三脚 高さ調整

次にレーザー墨出し器の高さを三脚のハンドルを回して調整します。

スケールを使用すれば高さ調整が楽です。

レーザー墨出し器用の三脚 使い方

レーザー墨出し器用の三脚 セット完了

三脚の高さ調整が終了すればレーザー墨出し器のレーザー照射が可能です。

レーザー照射位置を確認して微調整をしてください。

又、ゴム足タイプの方がショックを吸収できるのでおすすめです。

レーザー墨出し器用の三脚 使い方

レーザー墨出し器の分解修理、故障対策

に設備、製品が動かなくなる故障原因の約9割はゴミ(異物)、摩耗、劣化、変形等です。

簡単な分解清掃を行うだけで故障が直る確率が高いです。

部品交換はネット販売で購入できるメーカーもあります、但し分解した場合、すべてが自己責任になりますので留意してください。

レーザー墨出し器 分解修理 動画

レーザー墨出し器を分解修理する際は下記の動画が参考になります。

故障しやすいジンバル式レーザー墨出し器です。

レーザー墨出し器 電源入らず①

原因:

電池ボックス内に電解液の漏液痕跡があり、分解する裏側の配線が腐食して断線。

レーザー墨出し器 修理 漏液

レーザー墨出し器 修理 漏液 分解図

修理:

本体を分解、内部の電解液を洗浄し、断線部分を再半田実施。

レーザー墨出し器 修理 再半田

レーザー墨出し器 修理 再半田

レーザー墨出し器 電源入らず②

原因:

レーザー墨出し器を分解して電源の通電状態を確認するとACアダプターからの電源が通電しておらず、電池からの通電を切り替えるCDジャックのSWの動作不良(錆及び腐食、変形)

対策、修理:

本体を分解し、DCジャックを新品と交換

レーザー墨出し器 分解修理

レーザー墨出し器 分解修理

レーザー墨出し器 Q&A

Q&Aでは『Yahoo!知恵袋』『教えて!Goo』からのお問い合わせの多い疑問、質問について掲載しています。

レーザー墨出し器 テスト方法を教えてください

修理に出す前の事前確認として個人でテストするポイントを教えください。

回答

下記の方法は簡易的な精度チェックです。お勧めはメーカー推奨のレーザー精度点検です。

簡易 垂直テスト

「下げふり」といって糸の先に円錐形の重りのついた道具で垂直を確認します。

1.タコ糸に下げふり用の重りを付けて垂らす。

風の影響の少ない部屋で高さ3mのポイントAを設定、ポイントAから下げ振りを吊した床面のポイントをマーキングします。ここをポイントBとします。

2.ポイントAにレーザー縦ラインを合わせて、ラインとポイントBに大きなズレがないか確認します、タコ糸の向こう側にレーザーがはみ出なければOKです。

レーザー墨出し器 精度 簡易 垂直テスト

簡易 水平テスト

1.レーザー墨出し器の円形気泡管の気泡が赤い円の中心にくるように脚の調整ネジを回して水平に調整する。

2.マーキング用テープを貼り、水平ラインの右端がテープの中央にくるようにする(ここをAポイントとする)

3.次に、水平ラインの左端がテープの上にくるように本体を回転させ、マーキングしズレを確認する。

レーザー墨出し器 簡易 水平テスト

まとめ レーザー墨出し器

レーザー墨出し器の価格帯は約1万円〜30万円以上価格の幅が広く、精度や品質(アフターサポートを含め)はメーカーや機種によって様々です。
メーカー依頼でレーザー墨出し器の紹介をしているサイトが多くありますので、購入時は内容と自分に及び現場状況を考慮してベターなモノを自分で選んで下さい、決して『安物買いの銭失い』にならない様に注意してください。

参考文献

電気工事の工具が一番わかる (しくみ図解) 松本 光春 (著)

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