ペンチの使い方
一般的な持ち方は図の左側。その隣の下向きの持ち方は、狭い場所で部品を並べ替える時の方法です。両手で持っているのは、ピアノ線やワイヤを吊り上げる操作です。グリップの根元にあるギザ部分は、強い締め付け力が働く箇所です。
ペンチを使う時は、一方の柄に親指をかけ、人さし指と中指を柄の内側にかけて、薬指と小指は柄の間に入れて使います。こうすれば開閉が片手で自由になり、作業が楽にできます。なるべく柄の先の方を持った力が、強い力が出ます。
針金などを切る時は、相当大きな力を加えても耐えられるようになっていますから、強く押さえることはよいのですが、こじることは破損する原因になりますから、こじらないようにして下さい。ペンチでワイヤを切りますと。その切り口は平らにならす、山形になります。
開閉バネが付くタイプには、このアゴはありません。ちなみに端子の圧着もできそうに見えますが、端子には形状が合いません。
ペンチは身近ゆえに、さまざまな使い方が見られます。例えば小さなクギを打つ時の保持は実用的です。しかしクギ頭をツブす時に、金床代わりにしては傷みます。続けていると開閉が渋くなる原因になります。鋼板を巻き取ってちぎるのは変形のもと。さらに、針金が切れない時にハンマーで補助。これは最悪です。
ラジオペンチ 使い方
ラジオベンチの使い方は、一力の柄に親指をかけ、人さし指と中指とを他方の柄の外側にかけて薬指と小指は柄の間に入れます。こうすれば開閉が片手で自由になり、作業が楽にできます。また、なるべく柄の先を持った方が強い力が出ます。針金などを切る時はある程度の力を加えても耐えられるようになっています。
ラジオペンチでワイヤを切りますと、その切り口は平らにならず、山形になります。平らな面から飛び出している針金を平らな面に合わせようとしてラジオペンチで切っても平らしはなりません、これはラジオペンチの刃が。表面、裏面ともに、山形に傾斜を付けてあるからです。平らに切断しようとする場合は、ニッパを使って下さい。
電線の芯線を丸く整える。このような作業には細かい仕事が得意なラジオペンチが適している。
一度に丸を作らず何度か摘まむ箇所を変えて徐々に丸くしていく。
まとめ
*ペンチ 工具の選び方、使い方、手入れについては下記の文献に更に詳細な内容が記載されています。
参考文献:
1.DIY工具選びと使い方 著者:青山元男 ナツメ社
2.DIY 道具の便利手帳 監修:西沢正和 大泉書店
3.工作と工具ものしり百科 著者:加藤芳夫 電波新聞
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コメント
ラジオペンチタイプで、握ると先端が開くツールを探しているのですが・・・。
∵祭礼で縄に紙を下げる場合、一人作業で出来るようにしたい。