サンドペーパーの正しい使い方、選び方

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サンドペーパー-イラスト

サンドペーパーとは?|紙やすり

サンドペーパーは、単に「ペーパー」とも呼ばれます。紙ヤスリのことです。紙ベース以外にも種類があります。

サンドペーパーは研ぎの方向性がなく、曲面も自由に研げる道具です。金属製のヤスリが研削用なのに対して、これは表面の研磨が主体です。

もっとも手軽に研磨を行えるのがサンドペーパー、細かな部分の仕上げには手の感覚で作業できるサンドペーパーがベストです。

サンドペーパーはサンディングペーパーともいい、ペーパーと略されることも多い。

英語:sandpaper

サンドペーパー

サンドペーパー

サンドペーパー、紙やすりの種類|耐水ペーパー

最も安価なのが木工用空研ぎペーパー。黄色い砥粒(砂状の研磨粒子)で、裏は紙です。砥粒ははがれやすく耐久性は高くありません。早めに交換して使います。

耐水ペーパーは黒い砥粒。これも裏は紙ですが、比較的耐久性があります。水研ぎができ、金属や塗膜の研ぎでは目詰まりが少ないタイプです。もちろん木材には空研ぎで用います。非常に細かい粒度まで揃ったペーパーです。

そして研磨布サンドクロス(布ヤスリ)は黒い砥粒で裏は布です。通称は「布ペーパー」。砥粒が落ちにくいだけでなく、曲面や鋭角な切り口を研いでも破れにくく丈夫です。金属面やサビ取りに適しています。これは空研ぎ用で、水をかけると砥粒が流れてしまいます。

やや特殊なものとしては網目ヤスリがあります。これはガラス繊維などの丈夫な網に研磨粒子を付着させたもの。研ぎクズが網を通過し、目詰まりしにくいのが特徴です。石膏や、深く浸透したサビなどの研磨に適します。

ナイロンタワシは綿状の繊維で、内部まで砥粒を定着させたもの。主に金属用で、効果はワイヤブラシとサンドペーパーの中間型です。

サンドペーパー 種類

サンドペーパー 種類

サンドペーパーの選び方|耐水ペーパー

適用範囲が広いのは耐水ペーパーです。番手としては木工用に80、150、240番。塗装では400番。これが最小限の揃え方でしょう。金属の研磨にも木工用と同じ番手が使えます。しかし金工作業がメインなら、破れにくい研磨布のほうが便利です。サビ取りや塗膜はがしなどの塗り替え作業には、網目ヤスリやナイロンタワシに比重を置くとよいでしょう。

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 サンドペーパー、紙やすりの番手(番号)

一般には、汚れ落としやサビ落としの用途で知られています。研ぎの場面では、金属表面に起きた研ぎ目の不揃いを整える道具として使われます。
サンドペーパーの粗さ(粒度)は番手で表わします。数字が大きいほど粒度は細かくなります。一覧表にはペーパーの種類も併せて整理しておきます。

サンドペーパーの番手(粒度)

サンドペーパーの番手(粒度)

サンドペーパーの定番|メーカー 価格比較

Bigman(ビッグマン)

 紙ヤスリミニセット#120 #240 #400 18枚入り(各6枚) BYR-25

日本製

Bigman(ビッグマン) 耐水ペーパーミニセット#400 #1000 #1500 18枚入り(各6枚) BYR-23

日本製

サンドペーパーの使い方|サンディング

サンドペーパーは不定形に破らず、真っすぐ折ってから切って使います。研磨布は丈夫なので、裏からカッターナイフを当てて切ります。図のようにペーパーを等分して使えばロスは少なくてすみます。そして3枚に折り重ねれば、手が滑りません。

サンドペーパーの切断

サンドペーパーの切断

しかしこの状態では手の動きで強弱が生まれ、研磨面を平らに仕上げることはできません。特に材料のカドがダレやすくなります。それを防ぐため、当て木に巻いて使います。さらにペーパーは研磨面だけにして、両面テープで貼ればムダがありません。そして弱粘性テープなら貼り替えも利きます。

紙やすりの使い方|木材の研磨

サンドペーパーは目の粗い(番手の数字が小さい)ものから始めて、順次目の細かい(番手の大きな)ものにかえていって仕上げるのが基本。木工の場合は40~80番で粗けずりし、100~150番で調整180~240番で仕上げるのが一般的。塗装を行う場合はさらに目が細かい800番程度までを使用する。

木材の研磨では、ペーパーを木目に沿って動かします。これなら研ぎ目は目立ちません。当て木は、平面には平らな端材、曲面にはゴム板を使います。

この持ち替えは手間でも、全体としては速くきれいな面に仕上げられます。新しいペーパーは砥粒が落ち、強く押していると木材繊維に食い込みます。ペーパーは軽く押さえ、むしろ往復の回数で仕上げるのがコツです。

木材の研磨

木材の研磨

耐水サンドペーパーの使い方|金属面の研磨

金属の場合は木工より全般に目の細かいサンドペーパーが使われる。クルマのボディ塗装のような場合は耐水サンドペーパーの800番程度で始め1000~1500番で終わらせる。ただし、ボディ塗装の場合はさらに研磨剤(コンパウンド)で磨いて仕上げを行う必要がある。

細かな部分をサンドペーパーで磨く際には指先で使うのが一番だが、広い面を手だけで磨くときれいな平面が作りにくい。研磨ブロックやサンドペーパーホルダーを使えば平面が作りやすくなるし作業も早くなる。研磨ブロックは硬質スポンジやコルク製などが販売されているが、木っ端でも十分に役立つ。形を工夫して自分専用のものを作ってもいい。

金属面の研磨には破れにくい研磨布が適します。 80番を使えばバリ取りもできます。この場合は安全のため、必ず当て木をしてバリの突起面を倒す向きで研ぎましょう。バリに沿って研いだのでは、手がズレた時にケガをしてしまいます。軍手も着用したほうが安全です。
塗膜の研ぎは耐水ペーパー。ただし水研ぎができるのは、金属面に塗った塗膜に限られます。木材はわずかなピンホールからも水が浸人して、表面にフクレが起きるからです。

金属面の塗膜を研ぐ時は、当て木の選定に迷います。基本的には、作品の形状が出ていないパテ盛り面や下塗り面には、硬い平面の当て木で面を研ぎ出します。面ができ上がっていて塗膜の欠点を研ぐ場合は、ゴム板の当て木で面を追従します。

変化の大きい曲面には、これらの状況に関係なくゴム板の当て木が適切です。普通は400番に水をつけながら研ぎます。生乾きや水性塗料の軟らかい塗膜には、手洗い用の石鹸も併用して目詰まりを防ぎます。

金属面の研磨

金属面の研磨

ペーパーでのサビ取りは、ワイヤブラシがけよりも表面がきれいに仕上がります。しかし金属素地を研ぎ減らすことになるので、使い分けは必要です。そして下図のサンディング定盤は、材料の平面出しをするための道具です。

これは製品ではなく、自分で作ります。反りの少ないベニヤ合板を探し、両面テープで耐水ペーパーを貼ります。番手は80番くらい。サイズは自由ですが、普通はペーパーのタテ半裁分が重宝です。多少水をかけて使っても、はがれずに長持ちします。

サンディング定盤

サンディング定盤

研磨ブロックの使い方

研磨ブロック使い方1

研磨ブロック使い方1

塗装用にはコルクや硬質スポンジで
作られた研磨ブロックが販売されて
いるが、手近な木端でもOK

研磨ブロック使い方2

研磨ブロック使い方2

研磨ブロックにサンドペーパ
ーを巻きつける。指先でペー
パーを支えやすいようにする

研磨ブロック使い方3

研磨ブロック使い方3

サンドペーパーがブロックか
ら外れないように注意しなが
ら研磨を行う

サンドペーパーホルダーの使い方

サンドペーパーホルダーの使い方1

サンドペーパーホルダーの使い方1

サンドペーパーをクランプで固定す
ることができるサンドペーパーホル
ダー。非常に安価なものもある

サンドペーパーホルダーの使い方2

サンドペーパーホルダーの使い方2

サンドペーパーをホルダーに
適した大きさに切り、クリッ
プでホルダーに確実に固定

サンドペーパーホルダーの使い方3

サンドペーパーホルダーの使い方3

持ちやすい形状に作られてい
るので、広い面積でもスピー
ディに研磨できる

おすすめサンドペーパーホルダー アマゾンNo1商品

sakazume  ハンドサンダー

動画 サンドペーパーの使い方 |初心者

 100円DIY・サンドペーパーの使い方|女性向き

サンドペーパーの保管

使いかけのペーパーは平らに延ばして、箱に保管しましょう。丸まっていると、適当な番手を探すのが面倒で、新しいペーパーばかりに手が伸びます。その点、当て木に貼ったペーパーは再利用する気分になります。

番手の表示が隠れますが、新品も一緒の箱なら見比べられます。また研磨作業には各種形状の当て木が必要です。よさそうな端材が出てきたら、この箱に入れて集めます。他には両面テープや水容器なども、すべて一緒に入れて「サンディングセット」にしてはいかがでしょう。

サンドペーパーの保管

サンドペーパーの保管

参考文献:
1.DIY工具選びと使い方 著者:青山元男 ナツメ社
2.DIY 道具の便利手帳 監修:西沢正和 大泉書店
3.電子工作工具活用ガイド 著者:加藤芳夫 電波新聞
4. 道具の徹底使用術  著者:荒井章 山海堂

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