釘抜き、バールの正しい使い方、選び方

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バール イラスト2

釘抜き、バールとは?

その名の通り打ち込まれた釘を抜く道具が釘抜きだが、バールと呼ばれるタイプなら荷箱をあけたり、木工物を分解する際にも使用される。

バール 種類1

バール 種類1

英語:Prying Tool

釘抜き、バールの機能と用途

バールには長手側の先端に、こじ開け用の平たい面があります。カジヤは両端ともクギ抜き用です。主流は前者。バールは長いほど強力で、大きいクギや厚板のはがしなど、解体作業には1メートルを越すものも使われます。また内装や建具、特にふすまの張り替えには、キズ付きにくいインテリアバールが適しています。クギ抜きはクギ頭をつかんでテコ式に抜く道具。小クギを抜くには手軽ですが、クギ頭が充分に出ていないと使えないのが難点です。

いずれもテコとして使いやすいL字形が基本の工具。最近ではバールと総称されることが多い。バールのなかには両端が薄い刃のものもある。また、釘をとらえやすくするために薄い刃の中央に凹みが設けられたバールもある。

バール 種類

バール 形状

いうまでもなく釘を抜くための工具だが、バールの場合は薄い刃を材料と材料のすき間にクサビとして打ち込み、これをテコにしてすき間を広げ、分解することにも使われる。非常に大きなものまであり、かなり荒っぽい使い方もされる。
釘抜きにも使える箱屋金づちやネイルハンマーを持っていたとしても、それだけで対処できないこともあるのでバールを持っていたほうが便利である。

釘抜き、バールの種類

バール 種類

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カジヤ

カジヤは古来より日本にある道具でL字型で両端にチョキ型の刃物状の割り込みが細工されており、その割り込みに釘の頭を入れてテコの応用で釘を引き抜きます。大きさは150mm~330mmまで対応しております。

バール

バールは西洋から入ってきた道具で棒状で片方に釘抜き用の割り込みがあり、もう片方には平らなヘラ状に処理されている道具です。大きさは150mm~1000mmがあります。

インテリアバール

釘抜きはもとより、スクレーパー作業およびテコ作業、ハンマー等、様々な作業に手軽に使える便利なバール。

釘抜き、バールの選び方

バールのサイズはどのくらいがいいか。これは作品の大きさや、修理作業の規模によってまちまちでしょう。しかし一般的には手軽なサイズとして、全長250ミリのインテリアバールをお勧めします。標準的なバールを見慣れた目には、三味線バチのように広がった形が異様に映りますが、使い始めると便利なものです。
これに長クギや非常用として、450ミリないし600ミリの大型バールも一緒に用意しておけば、たいがいの作業に対応できる。

クギ抜きとして使うならば機能に特化したカジヤを選ぶ、クギ抜きの機能があるネイルハン
マーがあれば、わざわざクギ抜き用にバールなどを買う必要はないと思う人もいるかも知れない。
しかし、ネイルハンマーのクギ抜き部は決して万能ではなく、抜くことが難しいクギに直面することは少なくない。
クギを抜くことに関しては、やはりその機能に特化したバールを使うのが安全で、作業効率も抜群に良い。
とくにクギ抜きだけならば、カジヤを選ぶことをおすすめする。

購入時のポイントは下記のとおり。

①DIY用釘抜き用ならば240ミリか、270ミリあたりのカジヤを最初の一本にする。

もしくは全長250ミリのインテリアバールをお勧めします。

②解体に活用するならば450~600ミリの平バールを購入。

釘抜き、バールの定番&逸品 |メーカー 価格比較

MOKUBA 小山刃物製作所|おすすすめバール

ヒラタ 平バール尾割 300mm

職人さんから絶大なる信頼を寄せられるヒラタブランドのバール。

尾割タイプは270ミリから360ミリ迄の4種類がラインナップされている。

ヒラタ 平バール尾割 300MM W85×H2×奥行300mm
価格:930円(税込、送料別)

DOGYU 土牛産業|おすすすめバール

土牛 Sバール 280mm

軽く、サイズが小さいのが特徴、通常の釘抜きと比較して厚みも薄い。

土牛 グリップライトSバール 280mm
価格:1429円(税込、送料別)

釘抜き、バールの使い方

注意したいのは、板をキズ付けないことです。クギを抜く時は、まず板を裏からたたいてクギ頭を持ち上げます。その際は当て木を使います。バールをクギに深く差し込んで、その下にも当て木。バールを引いてクギを抜きます。長いクギには、途中で当て木を追加。垂直に抜け、クギ穴は小さく収まります。

クギ頭の周りを掘るしかない時もあります。その場合でもバールの2本ツメをたたき込むのは、最後の手段。先に片側のツメでクギ頭をこじってみます。クギ頭が少し浮いたら、バールの後ろをハンマーで打ち、こじ入れて抜きます。
板をはがす場合はなるべく奥まで差し入れて、材割れを防ぎます。また特に慎重さが必要なのは、ふすまの枠外しです。テコ式にこじってしまうとキズだらけ。
この場合は、差し込んだバールをハンマーでヨコ打ちにして枠を緩めます。なお、これができるのは上下枠だけで、タテ枠は下方向に抜きます。

カジヤを打ち込んで釘を浮かせる

あまり頭が出ていない釘の場合は、カジヤのIの側を釘の頭に打ち込んでいく。打ち
込むだけで釘が浮いてくる。さらに頭が出ていない釘の場合はバールの刃を利用する。

バール使い方

バール使い方 画像出典先:DIY工具選びと使い方 著者:青山元男

端を持つほどテコの作用が強く働く

カジヤやバールはテコの原理を利用したもの。そのため、端に近い位置を持つほど、強い力で釘を引き抜ける。L字の側ばかりでなくI字の側もテコとして使いやすい形状だ。

バール使い方2

バール使い方2

バールを深ち込んで材料を浮かせる

釘の頭が完全に締められていてバールでもすくえない場合は、釘によって保持されてい
る材料を浮かせるしかない。材料がキズつくことは覚悟。釘に近い位置にバールを打ち込
むほど、うまく材料を持ち上げられる。

バール使い方1

バール使い方1

材料を保護するために

釘抜きやバールを使うと、テコの支点になった部分にキズが残ることがある。
これを防ぎたければ小さな木の切れ端を支点になる部分の下に置けばいい。

バール使い方3

バール使い方3

動画 バールの使い方


参考文献:
1.DIY工具選びと使い方 著者:青山元男 ナツメ社
2.DIY 道具の便利手帳 監修:西沢正和 大泉書店
3.電子工作工具活用ガイド 著者:加藤芳夫 電波新聞
4. 道具の徹底使用術  著者:荒井章 山海堂

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