phメーター、土壌酸度計の選び方、使い方、おすすめ、手入れ　【イラスト図解】

初心者、女性向けのphメーターの入門ガイドとして下記のポイントをメインに解説しています。

・phメーターの使い方、選び方、サイズ、種類

・phメーターのおすすめ

・phメーターのおすすめネット通販商品

園芸、農作業ののご参考になれば幸いです。(^_^;)

phメーター、土壌酸度計とは？

野菜や草花の苺を植えても思ったより育ちが悪く、がっかりしてしまうことがあります。原因として考えられるのは「土」です。連作障害が原因の場合は、つき苗木の利用や殺菌剤などで防げますが、酸性土壌や塩類障害については、栽培の前に土壌診断を行い、チェックする必要があります、その際に使用するのが土壌酸度計です、phメーターです。

　園芸店などでいろいろな器具が販売されているので、自分で調べることができます。園芸の第一歩は「土づくり」ともいい、土を自分で調べるのも上達への一歩です。簡単にできる方法を紹介しましょう。

英語：Soil acidity meter

phメーター　用途と特徴

日本の気候は温暖で雨が多いことから、自然と土の中の窒素分やカルシウム、マグネシウムが水に溶け込んで流失し、酸性土壌になりやすい傾向にあります。酸性土壌は植物の根を傷め、
養分や水分の吸収が阻害されるので、石灰などをまいて酸度の

調整をして栽培環境を整えることになります。土質の酸性、ア
ルカリ性の度合いを示す単位がｐH（ペーハー）です。
ｐH（ペーハー）を測定をする手段としては専用の機具を使う方法と、比色式検査で調べる方法があります。
専用の機具は土に差し込むだけで測定できるので簡単ですが、
高価です。
　比色式の検査は測定器に比べ右手ごろな価格ですが、用土を
採取し、水に入れて上澄み液を取り出すなど、手間と時間か多
少かかります。

土のpHとは〜酸性とアルカリ性〜

pH（ピーエイチ、またはペーハーと呼びます）とは水素イオン指数（すいそイオンしすう）、水素イオン濃度指数（すいそイオンのうどしすう）の事。

アルカリ性なのか中性なのか酸性なのかを表す尺度のことです。

植物を育てる時は、pHの違いで植物が育ちやすくなったり逆に育ちにくくなったりするので、土の酸性度がどのくらいの数値になっているのか知っておくことはとても重要です。もし、強い酸性の方にpHが傾いていたら、植物は根を傷めて栄養分が吸収できなくなり枯れてしまいます。

大多数の植物は、pH6.0～6.5の間の弱い酸性で育ちやすくなります。

pH	液性
3.0未満	酸性
3.0以上　6.0未満	弱酸性
6.0以上　8.0以下	中性
8.0を超えて　11.0以下	弱アルカリ性
11.0を超えるもの	アルカリ性

　土壌酸度測定　ｐH測定　種類

雨が多い日本では、石灰（カルシウム）や苦土（マグネシウム）などが流れ出し土壌が酸性になりやすくなっています。土が酸性に傾くと、各種の微量要素が欠乏したり、土中のアルミニウムが根の働きを阻害したり、リン酸の吸収量が大きくなったりして、植物の生育に悪影響を及ぼします。特に酸性の強い十壌は植物の根を傷め、養分吸収を阻害します。