プライヤーの正しい選び方、使い方

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コンビネーションプライヤ-イラスト

プライヤーとは?|釣り工具  英語:PLIERS

大きな材料やパイプがつかめるプライヤー。

英語ではモノをつかむ・挟む工具は総じてプライヤーと呼んでいる。また、コンビネーションプライヤーという名称も日本では浸透しているが、この形態と呼び名も日本独自のもの。海外でコンビネーションプライヤーと呼ばれるのは、日本の電工ぺンチに近いデザインのもの。

日本のコンビネーションプライヤーと同様の構造を持つ工具は、海外ではスリップジョイントプライヤーと呼ばれている。

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日本工業規格 プライヤー規格

下記にプライヤーのJIS規格の参考サイトを記載しました。

プライヤーのJIS規格の詳細が記載されています。

JISC日本工業標準調査会サイト

JISC日本工業標準調査会サイト内のJIS検索から内容が閲覧可能です。(但し印刷不可)

*現在はIEインターネット エクスプローラーのみ閲覧可。

①日本工業規格 JIS B4626 ウォータポンププライヤWater pump pliers

②日本工業規格 JIS B4614 コンビネーションプライヤSlip joint combination pliers with cutters

kikakurui.com |JIS規格票をHTML化したサイト

日本工業規格が全文、閲覧、印刷可能です。(但し図、イラスト含まず)

①日本工業規格 JIS B4626 ウォータポンププライヤ

②日本工業規格 JIS B4614 コンビネーションプライヤ

豆丁 |中国の資料閲覧サイト

日本工業規格が全文、閲覧、可能です。(図、イラスト含む、ダウンロードは有料)

*ネット接続環境により表示が1分以上、かかる場合があります。

①日本工業規格 JIS B4626 ウォータポンププライヤ

②日本工業規格 JIS B4614 コンビネーションプライヤ

プライヤー種類と用途|プライヤーとペンチ違い

プライヤとは、ハサミ式につかむ道具を総称します。ペンチに対しての違いは、より大きい開口幅と、丸い材料をくわえるための深いギザ付きのアゴ(=ジョー)です。開口幅を稼ぐために、軸を移動させるタイプが多いのも特徴です。

プライヤー種類

プライヤー種類

コンビネーションプライヤ

コンビネーションプライヤは、今述べた特徴をすべて備えた基本形です。見逃しやすいのは、ギザの奥にあるカッターでしょう。金切りハサミ状の刃で、針金を切ることができます。

他には狭い場所で使うシンノーズ型(薄型)や、壁面にすり付けて使えるベントノーズ型(先曲がり型)などがあります。

コンビネーションプライヤ

コンビネーションプライヤ

コンビネーションプライヤーは支点部分の移動でアゴの開き具合がかえられ、アゴの形状にも工夫があるため、さまざまな大きさや形状のものをつかむことができる。ペンチ類のなかでは、基本の1本として持つていて損がない。ビニールなどでカバーされた複極コードは不得意だが、ニッパーの刃を傷めやすい太目の針金でも、簡単に切断できる。
ボルトなどを回せないこともないが、頭をなめやすいのであまり推薦できない。

コンビネーションプライヤ使い方3

支点部分を移動させることでアゴが開く幅を2段階に調整することができる

コンビネーションプライヤ使い方4

アゴを大きく開くとパイプ状のものもつかみやすくなる

コンビネーションプライヤ使い方5

ボルトやナットなどを回す場合は先端部分ではなく支点近くを使用

コンビネーションプライヤ使い方6

根元の部分はニッパーとして使えるが、被覆コードは切りにくい

ウォーターポンププライヤー

ウォーターポンププライヤは、軸の移動を大きく設定して、特別広い開口幅にしたものです。水道や排水関連の大型ナットを着脱する場面で使われます。
ウォーターポンププライヤーは別名『アンギラ』と呼ばれる。この呼び名の由来はロブテックス社のウォーターポンププライヤー,「アンギラス」から生まれたもの。

ウォーターポンププライヤーはウォーターポンプレンチと呼ばれることもある。多少構造は異なるが、コンビネーションプライヤーと同じように支点の移動が可能で、調整範囲が広いため、アゴを非常に大きくあけることができ、室内の排水配管のような太目のパイプにも対応できる。パイプ用のレンチにはパイプレンチがあるが、比較的高価な工具であるためDIYではウォーターポンププライヤーで代用することが多い。

ウォーターポンププライヤー

ウォーターポンププライヤー

プライヤー幅調整

支点部分を移動させることでアゴが開く幅を調整することができる。支点は任意の場所でとめられる

バイスプライヤ|バイスグリップ|ロッキングプライヤ

バイスプライヤの別名はロッキングプライヤ。自由な開度位置で、つかみ圧力を保ったままロックできるタイプ。つまりクランプ機能を持ったプライヤです。
一般のクランプは材料の固定が主眼ですが、これはワンタッチで材料にハンドルを取り付ける感覚です。パイプ材料に取り付ければ回転ハンドル、刃物ならばグラインダーがけの保持ハンドルです。ギザギザのくわえ部分は丸いタイプが基本で、平板用にストレートジョー型もあります。またクランプ機能を発展させた特殊型は、専門店で見ることができます。

バイスプライヤー

バイスプライヤー

バイスグリップの用途

バイスとは材料を固定する工具である、万力のこと。それに握る部分であるグリップが加わったものがバイスグリップだ。この名で呼ばれることが多いが、アメリカIRWIN社の登録商標。
類似品も数多くあり、総称してロッキングプライヤーという。プライヤーのように材料をつまむことができ、その状態をロックできる。
プライヤーやペンチ類として使えるのはもちろん、大きなものならウォーターポンププライヤーやパイプレンチの代用になるほか、スパナやメガネレンチなどのレンチ類の代用としても使えないことはない。1本持っていると非常に便利なものだ。

プライヤーサイズ

各プライヤーサイズは下の表にまとめました。

プライヤーのサイズ(全長 /mm)

コンビネーションプライヤー150、200、250
ウォーターポンププライヤー200、250、300
バイスプライヤー125、150、175、200、250

プライヤー選び方 |釣り工具

プライヤには、ペンチで足りない開口幅を補うという役割もあります。例えばコンビネーションプライヤの手頃サイズは全長200ミリですが、これを250ミリにして守備範囲を広くとるのも実際的です。またはウォーターポンププライヤの、大型300ミリに任せてもいいでしょう。これは頼りになること請け合いです。

一方バイスプライヤは多機能で、他のプライヤの役目も果たすようなイメージがあります。しかし実際にはロックさせて使うのが便利なのであって、いくつもの材料を次々とつかむには少々不便です。力の加減をしないと、握るたびにロックしてしまうからです。やはり手早く材料を固定する使い方がいちばんです。金工作業では使い始めると手放せません。手に合うサイズとしては200ミリ。大小を組み合わせて持つのも便利です。

不思議なことに、ロック解除レバーの操作方向には、製品によって外側と内側があります。どちらがいいかは好みと慣れの問題。しかし2本以上持つ時は、どちらかに揃えないと操作を間違えやすくなります。

プライヤー 選択の仕方

プライヤー 選択ポイント

コンビネーションプライヤー選び方 ポイント

1.コンビネーションプライヤーは150、200、300mmのサイズがあるが最初の一本は200mmを選択、長期間使う工具としてJIS製品を選ぶ。

2.コンビネーションプライヤーの他にもう一本、揃えるならラジオペンチが使い道があり便利。

ウォーターポンプ プライヤーの選び方 ポイント

1.最大40~45mm迄つかめる250mmサイズが一般的で最初にまずこの一本を揃える。

2.ジョイントの構造、スライド時の感触など手に持って動かし扱いやすいJIS規格品を選択。

3.指をグリップで挟まない様に安全設計された製品を選択。

プライヤーの定番&逸品 |メーカー 価格比較

おすすめプライヤー  KTC  京都機械工具

コンビネーションプライヤー(ソフトグリップ付)PJ-200

ジョイントを広口に切り替えた時でも手を挟みにくいように設計、歯は三段形状で小さなモノから大きなモノまで、つかみやすくなっている。

おすすめプライヤー ENGINNER エンジニア

ネジザウルス PZ-58

潰れたネジ、錆びたネジなど、取り外しが困難なネジに対処する専用プライヤー、先端にタテ溝が加工されネジの頭をガッチリとつかめる。

プライヤー工具 使い方|釣り工具

プライヤ全般に言えることとして、大きい開口幅をいつも握りやすいハンドル角度で操作することが大切です。それができるのがプライヤの強みでもあります。

力が入りやすい幅

力が入りやすい幅

力を入れやすい握り幅は60ミリくらい。自転車やバイクのブレーキレバーを握るのと同じ感覚です。そして長時間保持するには40ミリ程度がラクに持てる幅です。プライヤを使う時にはちょっとこれを意識しましょう。

材料をくわえて広がり過ぎたプライヤは、握る幅を調節します。ハンドルを開いて90゜にすれば軸を移動することができます。これはコンビネーションプライヤもウォーターポンププライヤも同じです。ギザ部分のうち、平板は平らな部分を、パイプ材料などは丸いところを使います。

ナットも回せるのですが、六角の形状が歪んだり、キズが付くのであまり勧められません。しかし、現実にはそうするしかない場面も多いものです。
その際、くわえた口を締め付けながら回すことになります。握る力がおろそかになれば、てきめんにナットをナメてしまいます。ナットはカムと同じ働きで、プライヤを強力に押し広げるからです。これを避ける工夫としては、握り幅を狭く設定して、両手で強く持つこと。そしてキズが付いては困る、蛇口のナットには皮革またはウェスを当てておきます。

金属片をグラインダーにかける時は、これらのプライヤで保持していては危険です。研ぎ角度を調節しているうちに、どうしても握る力が緩みます。そこでバイスプライヤの出番です。

これをロックさせるには、まずハンドルを閉じた状態で握ります。そして調節ネジを回して材料に合った開口幅まで広げ、材料をごく軽くくわえてからネジを半回転締める。この状態で強く握れば、カチンの音とともにロックします。持ちやすい握り幅は40ミリ程度。

ほぼハンドルを閉じた格好です。開き過ぎたらもう一度調節します。これで材料と一体化した、丈夫なハンドルを持って研削作業ができます。作業後は、ロック解除レバーを引いて材料を解放します。このレバーの操作方向は製品によって異なります。

調節ネジの操作は他のプライヤで言えば、軸位置の切り換えに相当します。しかし同様に使おうと思っても、握る手に力が入ればロックしてしまいます。
そこで、握り幅を広めに調節してロックが効かない範囲で使えば、他のプライヤとほぼ同じ機能になります。

バイスプライヤー操作

バイスプライヤー操作

コンビネーションプライヤの使い方 動画

ウォーターポンププライヤーの使い方 動画

バイスプライヤー使い方 動画

プライヤー メンテメンス 手入れ  保守

プライヤは何にでも使いたくなる道具。油やドロ、さらには接着剤も付着していることがあります。次に使う材料を汚さないように、ブラシでギザ部分を掃除しておきましょう。軸には注油の必要はありません。むしろ軸のナットを調節して、動きをスムーズにさせるほうが確実です。

ただバイスプライヤは機構部分が多いので、注油が必要です。特に後端にある調節ネジが渋いと手早い操作ができません。ここには、グリスを詰めれば調子が長持ちします。カバーされているので、他を汚す心配はありません。サビ避けには、全体にワックスを塗ります。

プライヤー手入れ

プライヤー手入れ

参考文献:
1.DIY工具選びと使い方 著者:青山元男 ナツメ社
2.DIY 道具の便利手帳 監修:西沢正和 大泉書店
3.工作と工具ものしり百科 著者:加藤芳夫 電波新聞

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